山中の奥深い場所にあるにも関わらず毎年多くの人が訪れる津幡町、大滝の流しそうめんが今年も始まり早速行ってきました。
山中のドライブに自信がある人がハンドルを握りましょう
のっけからこんな見出しですみません。というのも道中は8号線を降りてからはずっと山道で、途中からは車線の無い狭い道になります。アップダウンと山道の曲がり道を進んだ場所にあるため、ある程度運転に慣れた人がドライブで行くのに適した場所です。
道中はアップダウンとカーブが続きます

8号線はかほく市との分岐を富山方面に曲がったすぐの出口、加茂で降ります。

新しくできた河北横断道路のかほく方面へ左折
御門の信号を右折。さぁここからが長いぞっ。ゆっくり走って20分。14キロの山道を走破せねばなりません。
山道の運転が大丈夫な方に運転してもらいましょう。しばし進みます。
道中は標識や案内が出ているのでそれほど迷わずに行けるかと思います。とはいっても分岐は幾つかありますのでナビは必ずセットして行きましょうね。
なんとかかんとか到着した模様で胸を撫でおろします。右折で坂をくだり駐車。山道は距離が思ったよりも遠く感じますね。
無事車を止めることができました。ここから奥の方に向かい、川沿いを歩いて行きます。この日は週末にも関わらず車もまばらでスムーズに入ることができました。
車を止めて、流しそうめん会場まではもう少し

鳥のさえずる声、さらさらと流れる川、青葉の風に揺れる音…きらきらと川の水は輝き、お出かけ気分を盛り立てくれます。
歩くこと5分ほどでしょうか。ようやく会場に着くことができました。初めて行く人はきっと人影が見えることで安心するはず。
会場に到着。眼下に広がる滝に目を奪われます
滝のそばまで降りていき、まずは無事に到着できたことにほっとひと息。混み合うピークタイムであろう昼下がりの時間帯だけど、辺りを見渡してもさほど人はおらず順番待ちはなさそう。鬱陶しい梅雨の曇天がかえって功を奏した形になってにんまり。
混雑を避けるポイント
・夏休み前
・昼時を避けるなどなど。お盆はかなり混み合うそうで、2時間待ちもザラだとか。

流しそうめんは見上げたこちらで受付をします。
流しそうめん、いざっっ
渡されたのはつゆと葱、生姜、茗荷といった薬味。ここからが本番。ここからが本気。
絶景で食べる流しそうめんは格別の味

なんせ目の前がこの光景で、遠出の達成感と絶景のシチュエーションががぜん気分を盛り立てます。そうめんは揖保乃糸で、ぷつっとした歯切れの良さと少し甘めのつゆが抜群に美味い。流す水、茹でる水の清涼さもこのそうめんの美味さを手伝っています。つゆのお代わりはありませんので水気をよく切って食べるのがポイントですよ。
食べる時間は約15分
終了で~す!というオバチャンのアナウンスと共に終了。15分というと短い時間のように感じますがほぼ絶え間なくそうめんは流れてきますので程よい満腹感を得られました。
食べ終わった食器類はそのままにして退散です。いやぁ、ここまで来た甲斐がありました。
流しそうめんの他のメニューも
大滝の流しそうめんは他にも岩魚の塩焼き、つかみ取りなども行えます。
アルコールもしっかり用意してあります。缶ビール300円とかどれだけ良心的なんですか。
遠くても来てよかったと思わせてくれる場所
金沢からは1時間。山道も大変だし、そこまでして行く価値あるのかと言われたら「大いに行く価値のある場所」と答えます。豊かな自然に囲まれた絶好のシチュエーションは同じ石川県なのにどこか遠くまで出かけてきたような気持ちにさせられ、目の前に流れる滝と川に気持ちはきっと洗われます。非日常の涼やかな空間はがここでしか味わえない格別の癒しの森。この夏、一度は訪れておきたいとっておきの場所です。
店名 | 大滝 流しそうめん |
住所 | 石川県河北郡津幡町牛首 |
電話番号 | 076-287-1215 |
営業時間 | 10時~16時 |
定休日 | 雨の日、8月15日 |
駐車場 | あり |
喫煙 | |
HP | 大滝 流しそうめん |
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