菜虫化蝶 - 厳しい冬をさなぎとなって乗り越え青虫たちが羽化し、美しい蝶となり羽ばたくころ -
金沢でおけるハード系パン屋の中の中でも特に人気を誇っていたパン店、ブーランジェリー ヤマネコ。1月5日に衝撃のかほく市への移転と店名の改名を発表し、SNS上では多くの惜しむ声と歓迎する声が聞かれました。
そして春の訪れを感じる3月18日にオープン、新たな店名に名付けられた”菜虫化蝶”さんへ早速行ってきました。
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菜虫化蝶への道のり 8号線からかほく方面へ
8号線を走り、津幡方面の分岐からかほく市方面の海側へ。行きなれていない方はプラント3が見えてきたらそろそろ分岐で左と思ってください。ちなみにここらへんの2車線道路は覆面パトカーがうようよいる危険地帯なのでくれぐれも安全運転を。
左手にかほくイオンが見えてきますが、狩鹿野では降りないように。
道なりにまっすぐ行って道なりに「七尾・羽咋」のカーブを進みます。
セブンイレブンが見えてきたらもう少し。トマト(大阪屋)がある交差点を左折、すぐ右手に見えてきます。
菜虫化蝶 外観
路面道路から見える外観は、ごくごくシンプルな造りです。正面からは人がたくさん並んでいたので撮影は避けています。 駐車場は5台のみ。12時ごろの到着となりましたが既に10人ほど並んでおり最後尾へ並びます。一度の入店が8人までと限られていることもありなかなか進みません。駐車場は店の前の5台分しかなく、沢山の車が来てはどこかへ消えていくのが見られました。
外からは中が見れるような大きなガラス張りとなっています。早く中に入りたい気持ちでいっぱいですが、ぐっとこらえて待つことにします。
入り口です。注意書きなど書いてありますので読んでおきましょう。一度に入れる人数は8人までなのでじっと待つことにします。
10分経過。待ちは15人になりした。これだけ並んでいると、タイミングよくパンが買えるか不安です。お店の向かい側では地元のおばあちゃん達がいぶかしげにこちらを見ています。
そうこうしている間も車はひっきりなしに訪れますが、駐車場が止められないため店の前を通り過ぎていきます。屋根がないので天候が悪い日は並ぶのが傘が要りますね。
いざ、入店!…が、まさかの事態
待つこと20分あまりでようやく入店。が、不安が的中し、パンはほとんどありません。「残り4つだけです」目の前に2人並んでいる時に言われた軽い絶望感。その前のごっそり買った人を恨めしくも思います(笑) 今日はもうダメかな?と思っていたら残り2つとなった目の前のお客さんが一つしか買わず、譲っていただいた格好に。これには本当感謝しかなく、譲り合いの気持ちに心からありがとうとお伝えしたいです(本当有難うございました)自分も次きた時同じような場面に遭遇したらきっとそうしよう。
売り切れてしまった場合
パンが売り切れてしまった場合は退店をを余儀なくされてしまうのですが、こればかりは仕方ありません。焼き上がりを待つか、この時は14時のクローズがありましたので15時の再オープンを待つしかない状況でした。でも整理券などは配らないそうなので、また並び直すのはいささか大変ですね。やはり朝イチか15時の開店を狙って行くのが良いでしょう。
菜虫化蝶 かほく市でオープンしたご夫婦の想い
誰もいなくなった店先でお店の方と少しお話する機会がありました。
どうしてまた、金沢からかほくに?と質問したところ「たまたまです」と笑っておっしゃいます。ご夫婦が共に海が好きで金沢でも土地を探されたそうですが、ご縁がありこの場所に決めたそうです。また、パンにとっても自分たちにとってもストレスなく伸び伸びした環境で作った方が結果良いものが作れるとの想いから、以前あったパンの焼き上がりのスケジュールは今後は出さない予定だそうです。
以前とは違いパンをショーケースに入れ対面式にしたのもお客さんとのコミュニケーションを大切にしたいから
店内の椅子席はイートインではなく、家族連れの人などで家族がパンを選ぶのを待っている間、ゆっくりとできる場所になればとのこと
など、以前のテナント時とは違いお店の設計を一からしただけありご夫婦の様々な想いが詰まった素敵なお店となっています。これから先、かほく市の地に根ざし、住民の皆さんに長く愛されるお店になるだろうな、、、穏やかだけどどこか嬉しげに話す奥様のお話を聞いてそう思いました。
菜虫化蝶 店舗情報
菜虫化蝶(ナムシチョウトナル)
住所:かほく市白尾二13番地
営業時間:9時~14時 15時~18時
※各時間帯で用意したパンがなくなり次第CLOSE
定休日:1日・31日・5の倍数日
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