8番らーめんの新機軸!辛さとシビれの”野菜麻辣らーめん”を食べてきました

 

石川県発祥で全国に広がっていったものというとみなさんは何を思い浮かべますか?確固たる地位を確立した金沢カレー、テレビから全国に広がっていったとり野菜みそなどが有名かと思いますが日本だけでなく海外出店もしている8番らーめんが一番大きい規模ではないかと思います。

もはや石川県民グルメの枠を飛び出し幅広い展開を見せる8番らーめんですが、ここまで大きくなるとどうしても”万人受け”を狙わざるを得ず、その結果どうしても冒険したものが出しづらい傾向にあるというのが全国展開した飲食チェーンがどうしても陥ってしまうところ。

そんな”定番”かつ”安定”の域に入っているのは8番らーめんも例外でもないかと思うのですが、7月に入り実に尖った商品 ”麻辣ラーメン”が販売され、今までになかった8番の新機軸とも言うべきエッジの効いたとても面白い仕上がりになっていたので今回紹介します!

 

麻辣らーめん。麻辣とは?

 

麻辣とはなんぞや?って方に説明しますと

 

麻辣味(まーらーあじ、マーラーウェイ)は花椒(かしょう、ホアジャオ、中華山椒)と唐辛子による中華料理の味付け。

唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さである「辣味」(らつみ、ラーウェイ)と、花椒の舌が痺れるような辛さである「麻味」(まみ、マーウェイ)の二種類の異なった「辛さ」により構成される。味を形容する漢字が異なるように、中国語で「麻味」というと日本語の辛いを意味する「辣味」と区別される。

 

ひとつは唐辛子の辛さ、そしてもう一つは中華料理でよく使われている花椒のシビれ(ホワジャオ、ホアジャオ)で作られた味を指します。中華料理店で麻婆豆腐を注文すると上にグレーがかったものがかかっているのですがそれが花椒です。

 

実は私の家にも置いてあるのですが、中華料理の仕上げにかけるだけで本格的な味になるので家中華が好きな人には必携とも言えるもの。やまやとかで200円くらいで買えますが、買うなら粉のものでなく写真のホールで買ってミルやグラインダーで粉状にするのが香りが生きて断然オススメです。

 

麻辣推しの圧がすごい

 

店前ののぼりでも、テーブルでもこれでもかと麻辣推しです。迷わず注文し、オススメの麻辣増しと〆ご飯もセットで注文しました。

 

麻辣らーめん、いざ実食

 

待つことしばし、運ばれてきました。今までの8番にはないビジュアルに辛い物好きな自分は期待にくすっとなります。別皿の麻辣が黒い皿で提供されるのが余計におどろおどろしく感じますね。

 

 

肉味噌を溶かしいただきます。

 

うぉっ!これは辛い物好きが喜ぶ辛さ!

 

でも、辛いけどそこまでガツンと攻めすぎた辛さでなく、あくまでベースとなる野菜らーめんの延長といった感があります。上に乗った野菜炒め自体は辛くなく、ノーマルの野菜らーめんと同じ味付けなので野菜らーめんの自我はきちんと残ったままです。そして麻辣の麻の部分、花椒のシビレが後を追いかけて口の中に広がり辛さとシビれの複雑な旨味が口の中で暴れます。辛い物を食べると出てくるエンドルフィン(脳内麻薬)で脳は活性化され熱いはずなのに爽快感すら感じるようになり、じんわりと汗も滲んできます。いいぞ、いい辛さだ~

 

追い麻辣投入!

 

そして麻辣を追加!

 

混ぜて食べますが辛さはさほど増さず、シビレが強く増大しガツンと花椒のパンチが増していきます!きっと辛さを一定で抑えてあるのは新しいシビれの味を味わって欲しいからなのでしょう。このスープ、けしからんな~と思いながらたまらずご飯をかっこみます。〆ご飯なのにラーメンライスで一緒にどんどん進んでいき、両方とも同時に完食です。〆ご飯の役割どこいった。

 

結論:今までの8番とは一線を画した味!

 

麻辣らーめん、実にとっても面白いですね!唐麵とか野菜ゆず塩とか今までにもいろいろ季節限定モノはありましたがどうしても先述の”万人受け”を求めた味に収まっていた感があっただけにこの麻辣らーめんの攻撃的とも言える辛さとシビれのダブル使いは今までの8番にはない新しい角度でのアプローチを感じました。辛い物好きな人には是非味わってみてください(激辛ではないのでシビれの感覚を楽しんでくださいね)

 

 

 

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